このブログでは、糖質制限を中心に健康について考えていきたいと思っていますが、真面目な話ばかりでなく、美味しくて楽しい話題、特に美味しいお店もどんどん紹介していきたいと思っています。
今回は私にとって鎌倉で最高の店の一つ 酒菜 企久太（きくた）をご紹介したいと思います。
お店の概要
JR及び江ノ電の鎌倉駅から徒歩5分ほど。賑やかな小町通りから一本裏手の静かな路地にある小さな雑居ビルの2階に店を構えます。
階段を上がると落ち着いた雰囲気の玄関。
店内全22席。カウンター7席、テープル席が1つ、小上がりに座敷席が5つ。
有名日本料理店で腕を磨いたという、寡黙でいかにも職人肌という雰囲気のご主人が調理をご担当。日本酒に大変お詳しく、いつも笑顔を絶やさない親切で優しい女将と、明るくフレンドリーな若い女性のお二人が、接客を担当されています。
メニュー
飲み物のメニューは大変シンプルです。
日本酒のメニューは別立てで、壁に貼り出されています。
種類はさほど多くなくて、厳選されて絞り込まれています。
定番は決めず（”生酛のどぶ”だけは女将が大好きでいつも置いているそうです）、その時々で一番良いと思うものをおすすめして下さいます。
私はいつも女将にお任せで、料理に合わせたものをいただいています。
酒器にもこだわり、カウンターには杯がたくさん並んでいて、自分で好きなものを選ぶことができます。これがまた楽しいです。
料理のメニューです。
こちらも種類はそれほど多くないですが、魚介を中心に厳選された魅力的な料理が並びます。いつも目移りして、注文する時迷ってしまいます（それがとても楽しいのですが。。）。
飲み物と料理
最初の1杯は群馬泉 純米酒 山廃。
しっかりした味わいの山廃純米酒を常温で。しみじみ旨い！
お通しは生しらす。
刺身は左から黒むつ炙り、金目鯛炙り、鰆。大好きなものばかり。
いずれも濃厚な味わいで、香りが素晴らしい。柔らかくて脂がとろけるようです。
2杯目は神奈川の銘酒、天青 純米酒 吟望。
黒むつの刺身があまりに美味しくて。。黒むつ炙りの単品を追加してしまいました。。
九条ねぎと油揚げさっと煮。寒い季節に温かい美味しい出汁が身に染みます。
山形の別嬪 純米吟醸。
そして女将が大好きという生酛のどぶ。クセがなくて飲みやすい、美味しいにごり酒です。
足柄の自然薯。ものすごい粘度の高さ。味が濃いです。栄養ありそう！
最後に奈良の春鹿 超辛口 純米酒。
締めの肉豆腐に合わせました。肉豆腐、めちゃくちゃ旨かったです。写真なくてごめんなさい。。
一発でお気に入りの店となり、すぐ再訪しました。
この日の最初の一杯は、伯楽星 純米吟醸。酸味爽やかな旨口の銘酒。
お通しはじゃこ菜。
的矢牡蠣も最高。自家製のぽん酢がめちゃくちゃ美味しくて、クリーミーで甘みのある的矢牡蠣と一緒にいただくと。。素晴らしい。。
またまた再訪。一番最近訪問した時の様子です。
はじめの一杯は岩国の銘酒、日下無双 純米吟醸。
この日のお通しは生シラス。
ヤリイカ刺身。ミミも付いててうれしい♫
山葵も良いものを使っています。甘くて旨い！
鮃刺身。エンガワみたいな部位も付けて下さいました。
というか、全体的にエンガワに近い部位？脂乗りまくりで、弾力が凄くて、ものすごく美味しい。。
杜の蔵 春の純米酒。優しい風味の爽やかな純米酒。
鰆の刺身も素晴らしい。。
的矢牡蠣があったので、迷わずまた注文しました。
「3月が一番身入りが良くて美味しい」との女将のお言葉。素晴らしいの一言。
蛍烏賊葱味噌。柔らかな茹で加減。甘みが強くてコクがあります。
この日は女将が九州の蔵巡りをして来たばかりだったので、九州のお酒が続きました。
女将は提供するお酒の温度にも強いこだわりがあります。こちらは常温。これは確かに常温だなぁ、と納得の旨さ。
デカい！とろけます！！鱈の白子も大好きですが、この臭みのなさ、クリーミーな食感は、やはり別次元ですね。。
まとめ
女将がおすすめして下さる日本酒の間違いない美味しさ、「次はどんなお酒だろう」とワクワクする楽しさ。そしてご主人が厳選した魚が、丁寧に調理されて提供される料理の素晴らしさ。おもてなしも心温まる素晴らしいものです。
この素晴らしいお店と巡り会うことができて、本当に良かった。これからも足繁く通わせて頂きたいと思います。
お店の情報
酒菜 企久太（きくた）
住所 神奈川県鎌倉市小町2-9-14 植山ビル2F
電話 0467-24-5432
営業時間 月・火・木～日 17:00～23:00（L.O.22:00）
定休日 水曜日 ※月に1回連休
公式ホームページ
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