このブログでは、糖質制限を中心に健康について考えていきたいと思っていますが、真面目な話ばかりでなく、美味しくて楽しい話題、特に美味しいお店もどんどん紹介していきたいと思っています。
今回は本鵠沼の人気鮨店 鮨 近藤 をご紹介したいと思います。
お店の概要
最寄り駅の小田急江ノ島線本鵠沼駅から徒歩1分と至近なのですが、とてもさりげない目立たない外観なのでご注意下さい。
私が訪問した時はまだ看板の明かりも点いておらず、一度通り過ぎてしまいました。。(^^;
北海道出身のご主人と奥様(おそらく)のお二人で切り盛りされているご様子です。
メニュー
料理のメニューはおまかせコース3種のみ。
この日は【極(きわみ)】のコースをお願いしました。
飲み物のメニューです。
全般に絞り込まれた内容ですが、かなり魅力的な品揃え。
特に日本酒はあれもこれもと試してみたくなるような布陣です。
飲み物と料理
この日はエビスの生からスタート。
お通しは小樽産の蝦蛄(シャコ)。
刺身は北海道の松川鰈、牡丹海老、宮城の赤貝。
卵付きの牡丹海老が印象的でした。
日本酒に切り替えます。三重県の銘酒、作の純米酒 穂乃智(ほのとも)。
作は最近最もお気に入りの蔵の一つかもしれないです。どれ飲んでも旨い!こちらも穏やかな酸味が絶妙です。
北海道産の毛蟹。
北海道・鵡川産の本柳葉魚(シシャモ)。鵡川柳葉魚は有名銘柄のようですが、柔らかで香りが良くてとても美味しかった。
国稀 特別純米。
「北海道を代表する酒と言えば国稀です」と語るご主人はどこか誇らしげなご様子でした。
随所でご主人の北海道に対する郷土愛を垣間見ることができました。
真鱈のポン酢仕立て。素材もいいのでしょうが、おそらくとても丁寧な下処理をされているので、臭みが全く無い滑らかでとても綺麗な味でした。
小田原の皮ハギ 肝のせ。
こちらも肝に臭みが全く無くてとても滑らか。美味しくて思わず唸りながらいただきました。
ここから握りに入ります。まずは葱鯖のたたき とろろ昆布巻。
網走の釣りキンキ(写真忘れました。。)の後は、雲丹手巻きを手渡しで。
アイルランドの本鮪(大西洋クロマグロというものでしょうか)は初めていただきましたが、日本近海で捕れる太平洋クロマグロと言われてもわからないほど特有の酸味と旨味をしっかり感じる逸品でした。
「能登杜氏四天王」の一人、現代の名工にも選ばれた農口尚彦氏が立ち上げた蔵です。
初めていただきましたが、確かにものすごく美味しいお酒でした。農口氏がかつて醸されていた菊姫を思わせるような味わい。
ノドグロは皮目を少し炙って。
松川鰈のエンガワ。
脂の乗りが素晴らしい。。
富山の白海老。
北寄貝(写真忘れました。。旨かった。。)の後に明石の真鯛。
船中八策 黒。通称「ブラックラベル」と呼ばれているそうです。
小鰭(コハダ)。旨い!
北海道・岩内産の生たらこ。
岩内はたらこの隠れた名産地で、今まさに旬で3月までしか食べられないそうです。
塩気が強すぎず程良くて、とても美味しい生たらこ。これはたまらない。。はまりそうです。。
穴子。
炭火(おそらく)で炙り、香りがとても良い。ふわふわと軽い食感も素晴らしいです。
玉子焼きはとても大きかったです。
まとめ
ご主人は北海道ご出身とのことで、北海道から取り寄せる素晴らしい食材が、他店と異なる強い個性となっています。
もちろん素材がすごいばかりでなく、それを活かし切る調理技術があってこそであって、丁寧な仕事ぶりがとても印象的でした。
料理が出される順番もワクワク楽しめる感じで、最後まで幸せな気分で美味しいものを堪能させて頂きました。
ご夫婦共にとても温厚で穏やかな人当たり。特にご主人は実直な仕事をされる素晴らしい鮨職人でありながら、全くいかめしいところがなく、とても気さくに話ができる方です。それよりなによりお客さんの話をちゃんと聞こうとする姿勢が素敵です。
綺麗で落ち着ける店内で、美味しいものを満喫し、緊張ぜずに楽しい時間を過ごしたいという鮨好きの方には、ぜひ一度はお試し頂きたい名店です。
お店の情報
鮨 近藤
住所 神奈川県藤沢市鵠沼桜が岡3-6-19
電話 0466-24-3330
営業時間 [月~日]17:30~21:30
定休日 水曜
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