おいしくて楽しい健康生活!

糖質制限な食生活や食べ歩き、気になるビタミン・サプリメントの話など

糖質制限な食べ歩き(18)おやど瑞月@湯河原(神奈川県足柄下郡湯河原町)

このブログでは、糖質制限を中心に健康について考えていきたいと思っていますが、真面目な話ばかりではなくて、おいしくて楽しい話題、特に美味しいお店についてもどんどん紹介していきたいと思っています。
 
今回はいつもと少し趣向を変えて、先日お邪魔した湯河原の素晴らしい料理旅館「おやど瑞月(ずいげつ)」をご紹介したいと思います。今回は文末におまけの情報ありです。ぜひ合わせてお楽しみ下さい。
 
 

「おやど瑞月(ずいげつ)」は、全部で5室だけという小さくてなかなか予約が取れない、料理が評判の宿です。JR東海道線の湯河原駅から車で10分程。湯河原温泉の目抜き通りから少し外れた閑静な山あいにあります。最寄りのバス停(「桜山入口」)から300メートル程ですが、坂道が結構きついので、バス停から送迎をお願いするかタクシーが良いかもしれません。。
 

雰囲気のある屋根付きの門をくぐり、玄関に入ります。
チェックインの手続きは簡素であっという間でした。長旅でようやく到着した時に長々とした手続きや説明は疲れますので、なるべく早く寛いで貰いたいという嬉しい配慮だと思いました。
 

今回宿泊した部屋です。一人旅には十分な広さでとても寛げます。女将が自ら活けた素晴らしい花が歓迎してくれました。
 

部屋からの眺望。特に何が見えるというわけではありませんが、手入れの行き届いた庭を眺めながらボーッとするのも良い感じです。
 

すぐにお茶と茶菓子を届けて下さいました。お茶がさりげなく美味しい。。
 

早速ひとっ風呂。今回宿泊した部屋のすぐ隣が掛け流しの温泉!これはとても便利でした。
 

そんなに広くはないですが、明るく清潔感溢れる浴室です(写真は誰もいない早朝に撮影したものです)。
 

気持ちの良い露天風呂。内風呂よりかなり温度は低め。もう少し熱くてもいいかな。。
 
湯河原温泉は泉質の良さで有名ですが、加えて個人的にとても肌に合うと感じます。温泉成分によると思いますが、長く入っているとヒリヒリしたり、たまに入ってすぐピリピリ刺激が強すぎたりする温泉がありますが、湯河原のお湯はさらさらでいつまでも入っていられる感じ。「無臭」とされていますが、私にはかすかにとても良い香りがするように感じます。気のせいでしょうかね・・・?
 

浴室を出てすぐの場所に、湯上がりに休憩できるよう「湯上がり処」が設けられています。冷たくて美味しいレモン水とお茶菓子が用意されています。気が利いている!
 
 

メニュー

 
いよいよ楽しみにしていた食事です!まずはメニューのご紹介。
 

飲み物のメニューです。日本酒、焼酎、ワインを中心になかなか充実した品揃え。
 

自慢の料理を紹介するリーフレット。
 

そしてこちらが今晩のお献立です!
 
 

飲み物と料理

 

まずは風呂上がりに生ビールを一杯。
 

先附は名物「みづき豆腐」です。プルプル、モチモチでとても優しい美味しさの手造り胡麻豆腐でした。
 

「前菜」です。右上から時計回りに烏賊の塩辛、蟹錦揚げ、塩煎り銀杏、石川芋田楽、栗甘煮、平目昆布〆。真ん中が雄の柳葉魚(ししゃも)七味焼。どの品も抜かりなく美味しいものでした。その中でも柳葉魚と手造りの烏賊の塩辛が良かったなあ。。本ししゃもは雄の方が身自体が美味しいんですよね。
 

日本酒に切り替えます。神奈川の銘酒「残草蓬莱 特別純米」。
 

「吸い物」には松茸土瓶蒸し。鱧や海老、銀杏なども入った贅沢な一品です。なんといっても松茸の香りのお出汁!じんわり身体に染み渡るような美味しさです。
 

「造り」は近海物の本鮪、牡丹海老、アオリイカ、白身(イサキ)、雲丹。本鮪はじめ、どれも素晴らしいものでしたが、特にアオリイカのねっとりした食感と甘さが印象に残っています。
 

お酒を芋焼酎に。「㐂六」をボトルで。焼酎はメニュー上はグラスでの提供だけだったのですが、ダメ元で相談したらボトルで出して下さいました。柔軟な対応に感謝です。
 

「凌ぎ」に生姜ごはん。
 

「焼肴」は甘鯛塩焼。
 

「煮もの」は冬瓜と飛龍頭(ひろうす(がんもどき))の含め煮。湯葉や生麩などと一緒にいただくとても優しい味の一品でした。これも出汁が旨い!
 

「鉢肴」はとりつくねの煮物。揚げたカダイフがトッピングされているのが面白いです。
 

「酢の物」。蛸薄切り、胡瓜、大根などを土佐酢で。この土佐酢が最高に美味しい!土佐酢だけゴクゴク飲みたいくらいです(笑)。こちらの料理長の出汁に対する気合いの入れ様は相当のものだなと確信した素晴らしい一品でした。
 

最後に「御食事」。もうお腹いっぱい。。
 

でも最後に別腹ということでデザート。桃のゼリー寄せみたいなものとメロンとぶどう(巨峰?)。メロンが旨かった!
幸せな夕食でした。。
 

こちらは豪華な朝食。順不同でしらすおろし、烏賊そうめん(旨い!)、炙りたらこ、牛蒡の煮物、わさび漬け(かなり辛いけど最高!)、蒲鉾、岩海苔の佃煮(素晴らしい!)、卯の花の炒り煮(旨い!)、揚げ餅のお椀(出汁旨い!)、鯵の開き、漬物(胡瓜糠漬、茄子糠漬、大根、山牛蒡、梅干)などなど盛り沢山!
女将が大切に手入れされている糠床で作られたぬか漬けが、浸かり具合も丁度好みの感じで最高でした。味噌汁は具沢山(油揚げ、みづき豆腐、ワカメ、分葱、蜆)でやはり出汁がとても美味しい!
普段は朝食は取らないのですが、旅行中は特別。思いっきり堪能しました!
 
 

まとめ

 
さすが料理が評判の宿ということで、素晴らしい料理を堪能しました。事前に歯が悪いこと、そのため硬いものやモサモサしたものが苦手なことをお伝えしたところ、隅から隅まで食べやすいものを提供して下さり、そのお心遣いに大変感激しました。
湯河原の温泉はとても肌に合うもので、朝風呂もしっかりいただき、のんびり楽しんで疲れを癒やすことができました。
それにこの宿はおもてなしが素晴らしい。特に女将のお人柄。私が歯が悪くなってしまった経緯、とある大病を患ったことなどつい話したところ、心から同情して下さっていることがひしひしと伝わり、励ましのお言葉も本当に真心のこもったものでした。とても心が動かされ、たくさん元気をいただくことができました。
帰り際、女将とスタッフの方にお見送り頂いている時、たまたま通勤して来た料理長と鉢合わせ、女将から「とても恥ずかしがり屋の人で。。」と言いながらもご紹介頂き、改めて直接「美味しかったです!」とお伝えすることができました。料理長は、はにかみながらもとても素敵な笑顔でお見送りして下さいました。
ぜひ再訪したい素晴らしい宿です。
 
おやど瑞月(ズイゲツ)
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上759-68
電話 0465-64-0370
公式ホームページ
参考ページ
 
 

本日のおまけ|湯河原の万葉公園

 
今回宿泊した「おやど瑞月」からもほど近い「万葉公園」に散歩がてら立ち寄りました。千歳川の美しい渓流沿いに造られたこぢんまりした湯河原町営の公園です。坂道は少しきついですが、のんびり歩いても小一時間あればぐるっと一周できると思います。
(参考ページ)
 
隣接する観光スポットや施設も結構あって、本格的なお茶室「万葉亭」や、9種類の足湯が楽しめる「独歩の湯」、日帰り温泉施設の「こごめの湯」、公園内に点在する神社などを巡ることができます。
“日本の歴史公園100選”にも選ばれている名園です。
 

公園入口の案内地図。
 

公園入口すぐ近くに「万葉の歌碑」が設置されています。万葉集の中の一首で、湯河原温泉について詠ったものだそうです。
 

公園の入口。トンネル
を通り抜けると「文学の小径」という渓流沿いの綺麗な散歩道に辿り着きます。
 

トンネルを抜けるとすぐに立派な滝が出迎えてくれます。かなり大きな滝が数本、勢いよく流れいてなかなか迫力があります。
 

美しい渓流沿いの「文学の小径」を登って公園の奥への進みます。
 

こんな結構きつい坂も。。そんなに長くは続かないのでたいていの人にとっては大丈夫だと思いますが、お年を召した方は結構きつそうでした。。
 

ほとんどはこんな感じの緩やかな坂道です。ちなみに前を歩くおじさんは、懐にお酒を忍ばせ、のんびり散歩がてら昼酒を楽しまれていました。きっと地元の方ですね、うらやましい!(笑)
 

「文学の小径」には至る所にこのような湯河原にゆかりのある方の歌碑が設置されています。こちらは島崎藤村の歌碑。静養や執筆のため、しばしば湯河原に滞在されたとのことです。
 

こちらは私も大好きな吉川英治の歌碑。
 

有名な与謝野寛/晶子夫妻の歌碑。
 

色々な野鳥や昆虫も観察できるようです。
 

湯河原温泉で湯治した狸と人間の心温まる逸話が残る狸福神社。赤い鳥居の連なりが少しだけ神秘的な印象。
 

和歌が湯河原の町の人々に根付いている様子が窺える粋な掲示板。
 

歌碑を楽しみながら公園を奥へ奥へ歩いて行くと、この足湯施設「独歩の湯」に辿り着きます。
 

思い思いにのんびり足湯を楽しみます。この日は天気も良かったので、皆さん気持ち良さそう。
 

有名な熊野神社がここにもあります。入口の鳥居。
 

熊野神社の本殿。日本昔話にでも出てきそうな、良い感じに枯れた雰囲気。タヌキなんかがヒョコッと飛び出してきそうですね。
 

公園入口の「湯河原観光会館」敷地内空いている場所にクルマを駐めて、ここの受付でクルマの鍵を預けます。駐車料金は1時間100円(普通車)です。