このブログでは、糖質制限を中心に健康について考えていきたいと思っていますが、真面目な話ばかりでなく、美味しくて楽しい話題、特に美味しいお店もどんどん紹介していきたいと思っています。
今回は赤羽の一軒家スペイン料理店 マキーラ トウキョウ をご紹介したいと思います。
お店の概要
最寄り駅はJR赤羽駅。飲み屋街で有名な賑やかな東口ではなくて、反対側の静かな西口です。
南改札を西口方面に出て左手に進むと、イトーヨーカドーの大きな建物があり、その裏手の閑静な住宅街。入り組んだ路地の坂道を少し上ったあたりです。駅から徒歩4分ほど。
周辺は本当に静かな普通の住宅地。そして上の写真の通り、店舗は普通の住宅をそのまま流用したような外観で、目印になる看板もごく控え目。完全に周囲の住宅地に溶け込んでいるので、見逃さないようご注意下さい。
かく言う私も、気付かず3回は店の前を通り過ごし、ウロウロしてしまいました。。
引用:『マキーラ トウキョウ』 - dressing(ドレッシング)
上の記事によると、スペインに嫁がれた店主のお姉様が、現地シェフらと共にスペイン南部アンダルシア州セビーリャに立ち上げたレストラン『MAQUILA』の姉妹店とのことです。
店主もアンダルシア地方で修業を積まれたそうです。この地方特有の料理を楽しめるとのことで、馴染みのない私としてはとても楽しみです。
店内の様子。元々普通の住宅だった(憶測)時の仕切り(部屋と部屋を仕切る壁等)を全部取っ払い、オープンキッチンと大きなカウンターテーブルを中心に広々とした空間を作り上げています。
かなり広い室内に座席は10席だけ。ゆとりある贅沢な空間使いで、カウンターでもテーブルでも、隣席のことを気にせず、寛いで過ごすことができます。
この日はお一人様での訪問でしたが、カウンターではなくテーブル席に案内されました。
広々とした店内ですが、調理も接客もすべてまだお若い店主お一人でこなされます。
メニュー
飲み物のメニューです。
ワインはすべてスペイン産で揃えられています。スペインへの強いこだわりが感じられますね。
料理の品数はかなり絞り込んでいる印象。
しかもスペイン風オムレツやパエリアといった、私でも知っているような料理は少なく、初めて見かける珍しそうな料理が多く並んでいます。
飲み物と料理
最初はカヴァ。ジュヴェ カンプス カヴァ レゼルバ 2016 ブリュット。
最初のお皿は、”ココナッツミルクと柑橘でマリネした真鯛のセビッチェ”。
確かにココナッツが香ります。コリアンダーも使われていて、なんだかエキゾチックな雰囲気です。
淡泊な白身魚も調理の仕方で随分印象が変わりますね。珍しくも美味しい逸品でした。付け合わせのジャガイモも絶妙な茹で加減でした。
あると必ず頼んでしまう生ハム。。
この日は”イベリコ豚ロース肉の塩漬けサラミ”だから、正確には生ハムでなく生のサラミですね。
白ワイン1杯目はスペインのソーヴィニヨンブラン。タヤイムグット ソーヴィニヨンブラン。
”サルモレホ”。ガスパチョに似ているトマトベースの冷製スープです。
ニンニクが効いていて、パンチがあって美味しいスープでした。
ブリは柔らかー♫ 日本のブリ料理からは想像もつかない味付けですが、とても美味しかったです。
白ワイン2杯目はスペインのシャルドネ。デ ムジェル シャルドネ ムリェール。
”牛スネ肉と豚バラ肉、ひよこ豆のスペイン風ポトフ”。
肉はとても柔らかに煮込まれていて感動的。それにコクのあるスープが最高でした。スープを増量してもらい、ゴクゴク飲み干したい衝動に駈られました。。
ポトフにはスペインの赤を合わせました。
まとめ
お洒落だけど落ち着ける店内で、スペイン料理を満喫しました。アンダルシア料理ということで、普段あまり見かけないような珍しい料理も多く、メニュー選びも楽しかったです。
カウンター席ではなかったので、店主と話す時間は多くありませんでしたが、メニューについて質問したり、料理を運んで下さった時など、料理の話になるととても情熱的な語り口になるのが印象的でした。
目から鱗系の勉強になる話も聞かせて頂き、少しだけスペイン料理に詳しくなれた気がします。
赤羽は私の生活圏から離れた街ですが、ぜひ改めて訪問したいです。
せっかくの赤羽ですから、その時はぜひ賑やかな東口の飲み屋も回り、はしご酒にもトライしたいですね。^^
マキーラ トウキョウ(MAQUILA TOKYO)
住所 東京都北区赤羽西1-17-1-10
電話 03-4283-7296
営業時間
17:00~24:00
日曜営業
定休日
火曜日
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