おいしくて楽しい健康生活!

糖質制限な食生活や食べ歩き、気になるビタミン・サプリメントの話など

糖質制限な食べ歩き(31)オリエンタルビストロ 桃の実@本郷三丁目(東京都文京区)

 
このブログでは、糖質制限を中心に健康について考えていきたいと思っていますが、真面目な話ばかりでなく、おいしくて楽しい話題、特に美味しいお店についてもどんどん紹介していきたいと思っています。
今回は本郷三丁目の、ビストロだけど南インド料理をベースにしているという、とてもユニークなお店 オリエンタルビストロ 桃の実 をご紹介したいと思います。
 
 
 

お店の概要

 

 
まずオーナーシェフの経歴が大変興味深いです。
日本ではなくあえて南インド・ケララの一流レストランで修行を重ねて、南インド料理とフレンチの腕を磨いたとのこと。
私が愛読しているカレー専門家のブログでも「日本インド料理界の若きスタア」として紹介されています。ご参考まで。
 
瀬島さんが料理人としての修業を積んだのは、南インド・ケララ州コーチン。
遥か昔から欧州からの船舶の中継港として栄え、フランスなどからのリゾート客も多いこの町でも、最上級の料理を出すといわれる「Brunton Boatyard」が瀬島さんの修業先でした。
そこで伝統的な南インド・ケララのレシピと本格フレンチの技巧を用いた料理を習得し、1年余りの修業を経て帰国。
 
 
お店は東京メトロ丸ノ内線の本郷三丁目駅から徒歩2分ほどの場所にあります。5番出口を出るとすぐです。湯島駅からも徒歩10分ほど。
 

店内は全12席(カウンター4席+テーブル3卓)。こじんまりとした作りですが、明るく清潔感があり、居心地は良いです。
オーナーシェフとフロア担当のスタッフ(女性だったり男性だったり)のお二人が出迎えて下さいます。
 
 

メニュー

 

飲み物とデザートのメニュー。普通のビストロとはかなり異なるユニークな品揃えです。
まず目を引くのは、ガージェリー・エステラというクラフトビールをかなり積極的に売り出していることです。
更に驚いたのが、日本酒、それもかなり通好みな銘柄を3つも取り揃えている点です。
 

料理メニューもかなり面白いです。
パテ・ド・カンパーニュやキャロット・ラぺなど普通のビストロメニューがあるかと思えば、チキンティッカやチキンビリヤニなど正統派インド料理もあり、また初めて見かけるような珍しい料理もたくさん並んでいます。
シェフの引き出しの多さをうかがわせる楽しいメニューです。
 
 

飲み物と料理

 

最初の1杯は泡を飲みたいと思ったのですが、ビストロなのにスパークリングがありませんでした。せっかくなのでお店一押しのクラフトビール、ガージェリー・エステラのエステラをいただきました。おいしいペールエールでした。
 

左はアミューズのフムス。ひよこ豆のペーストです。大好物にここで出会えて嬉しい驚き。元々はレバノンとか中東で定番の前菜かと思います。
そして右が最高においしかったダヒベイガン。これも中東の料理にありそうな感じですね。ペーストにした茄子とヨーグルトとバルサミコを和えたもの。茄子は一度焼いてあって、香ばしくてとても美味しい!ヨーグルト、バルサミコとこんなに絶妙に合うなんて!びっくりです。この後色々食べてどれも美味しかったのですが、この日の一番はこのシンプルな前菜だったかもしれないです。
 

生ハムスライス。細長い珍しい形をしたオリーブと一緒にいただきます。間違いない旨さです。
 

ビストロでは大変珍しい日本酒に惹かれて、メニューに載っていない千葉の蔵元飯沼本家の甲子林檎(きのえねアップル)を試してみました。
協会77号酵母という酵母を使った、白ワインに多く含まれる(日本酒には珍しい)リンゴ酸という醸造酸を多く含む純米吟醸酒です。
もちろん米と米麹だけで醸されていますが、確かに言われてみるとリンゴを思わせるようなフルーティーでさわやかな酸味を感じる気がします。飲みやすくて旨い!これなら確かにフレンチにもインド料理にも(?)合う気がします。
 

ズワイガニ・ホタテ・アボカドのタルタル。これも美味しかった!
 

アルザスのリースリングを合わせました。ドメーヌ・ボット・ゲイル・アルザス・メティス。白ワインは軽めが好みです。特にリースリングは飲みやすい甘口で爽やかな酸味が大好きです。
 

穴子の赤ワイン煮。赤ワインでコッテリ柔らかに煮込まれた穴子ですが、コクがあるだけでなく、色々スパイスをふんだんに使っていて、かなりパンチのある一皿になっています。これはかなり旨かったなあ。。
 

やはり合わせるのは赤ワインです。
 

エルヴェ・ヴィルマード【ピノ・ノワール 2018 赤】は、フランス・ロワール地方の自然派ワインです。
 

〆に賀茂茄子と羊挽肉のグラタン。羊肉はまったく臭みがなく、旨味だけが引き出されている感じです。スパイスの使い方も上手いのでしょうね。トロトロの賀茂茄子と一緒に頬張ると最高です。ボリュームもあるし、とても満足度の高い一皿でした。
 

ファタローネ ジョイア・デル・コッレ 2017は、イタリア・プーリア州のプリミティーヴォというブドウ品種を使った赤ワインです。果実味がありながらしっかりフルボディーで、かなり好みでした。
 

デザートにクルフィをいただきました。とても濃厚でスパイスの香りも絶妙。甘さ控えめなのも嬉しいです。やはり普通のインド料理店でいただくものとはかなり異なる印象です。
 
 

まとめ

 
お酒も料理も普通のフレンチや南インド料理店ではいただけないものがたくさんあって、まず何より楽しいレストランです。
しかし決して奇を衒っているわけではなく、シェフがこれまで培ってきた調理技術やノウハウを目一杯引き出したら、自然とこのような料理になった、という感じだと思います。一皿一皿本当に楽しくて美味しくて感動できる料理ばかりです。
 
飲み物や料理の説明は丁寧ですし、帰り際にはシェフも一緒に玄関まで見送りに来てくれるし、接客も丁寧で快適に過ごせると思います。強いて言えば積極的にお客さんに近づこうという感じではなく、若干そっけない印象を受けます。「構ってもらうのが好き」という方には少し寂しいかもしれませんが、「ほっぽらかされる方が気楽でいい」という方にはとても向いていると思います(かく言う私もほっぽらかされるのは嫌いではないです(笑))。
 
間違いなく今後も通い続けると思います。次回はどんな料理をいただけるのか、考えただけでワクワクしてきます。
 
水道橋にカレーをメインにした支店、カレー&オリエンタルバル 桃の実 水道橋店も開業し、評判もとても良いみたいです。
一度まずランチにでも訪問してみたいと思っています。
 
 
オリエンタルビストロ 桃の実
住所 東京都文京区本郷3-30-7 熊野ビル 1F
電話 03-3868-3238
営業時間 ディナー ( 月 〜 土 )18:00 ~ 22:00 ( LO ) ランチ ( 火 〜 金 ) 11:30 〜 13:30 ( LO )
定休日 日曜日
公式ホームページ
参考ページ